弊社ではテレビや雑誌などのメディアのコーディネートをしております。現地に根ざした強力なネットワークと経験豊かなスタッフ陣で、さまざまな番組のお手伝いをしてまいりました。特に自然科学番組では優秀なガイドや現地の専門家と、撮影の難しい野生の動植物の撮影に携わってまいりました。マレーシアで撮影を行なうには撮影許可が必要で、撮影許可を申請するにはローカル・スポンサーが必要です。弊社はローカル・スポンサーとして撮影許可を申請する段階からお手伝いいたします。

弊社ではサバ州での撮影を主としておりますが、マレー半島、サバ州、サラワク州をまたがって撮影をする場合でもお気軽にご相談ください。なお、ドローンを使用する撮影には規制がございますので必ず事前にお知らせください。
撮影許可申請には時間がかかります。マレー半島での撮影には約2週間、サバ州やサラワク州での撮影には2ヶ月以上の余裕をもって企画をしてください。撮影までの準備期間が足りない場合にもまずご相談ください。
また、放送された番組のDVDを提出することが政府より義務付けられております。DVDの提出がなかった制作会社あるいはテレビ局については次回の撮影許可申請時に影響が出る場合がございますので十分にご注意ください。
過去に別のコーディネイト会社による手配で撮影ビザを取得されず出国されたクルーは次の撮影時にビザで引っかかるケースが出てきております。お心当たりのある方は必ず事前にご相談ください。
◆ 撮影許可申請の流れ
1). |
マレー半島連邦政府に必要書類を提出。(連邦政府からの許可が出るまで約2週間) ※TVクルーのパスポートの有効期限が6ヶ月以上、査証ページが3ページ以上必要なのでご注意下さい。 ※シノプシス(台本)がきちんと書かれていない場合や書類に不備がある場合には許可が出るまで時間がかかる場合がございますのでご注意下さい。 |
2). | 連邦政府からの許可を得た後、サバ州へ書類を提出。(許可が出るまで約2週間~1ヶ月) |
3). |
サバ州政府から諸機関に撮影許可を出して良いか打診 キナバル公園はサバ・パークス、スカウやセピロックはサバ州野生生物局、ダナンバレーはサバ財団、タビンはサバ州森林局など撮影地により管轄機関が異なります。 |
4). | サバ州からの許可を得た後、移民局へ書類を提出(許可が出るまで2週間) |
5). | 移民局から書類が出たら在日本マレーシア大使館へシングル・エントリーパスの申請 |
6). | 各管轄機関へ撮影料の支払い |
7). |
コタキナバル到着後、撮影ビザの手続き ※間に合わない場合には5)をコタキナバルで行なうこともできますが追加費用が発生致します。 ※上記はサバ州で撮影を行なう場合の許可申請の流れとなりますが、撮影地にサバ州とサラワク州が含まれる場合、またはサラワク州のみでの撮影の場合には流れが異なりますのでご注意下さい。 |
◆ 撮影料について
自然保護区などで撮影を行なう場合には1日あたりRM3,000~、1回あたりRM10,000~RM25,000の撮影料が課せられます。撮影地により異なる規定が設けられており、撮影日数により撮影料が加算されたり、RM5,000~RM10,000のデポジットが必要になる場所もございます。放映後に番組のDVDを提出し、番組内容に問題がないことを政府機関が確認してからデポジットが返金されます。返金には数ヵ月以上かかる場合もございますので予めご了承ください。
◆ ドローンによる撮影について
ドローンを使用しての撮影は3-4か所の政府機関から許可を取得する必要があり、州政府の許可が下りてからさらに1ヶ月~1ヶ月半程度かかります。また許可取得に伴う費用、撮影地によっては別途撮影料が必要になる場合がございますので、事前にご相談ください。現在、法整備の過渡期であり、その都度確認が必要です。
◆ 現地コーディネイト
コーディネイター、ガイド、通訳、インスペクター、宿泊、車両、食事などの手配を承ります。撮影内容やスケジュール確定後お見積り致しますのでまずはご相談下さい。
◆ 過去の実績例

BS-ASAHI | 「アジア神秘紀行」 | 2011年 |
BS-TBS | 「地球絶景紀行」 | 2011年 |
NHK-BS | 「エルムンド」 | 2011年 |
TBS | 「世界遺産」 | 2012年 |
NHK | 「 福山雅治 最後の楽園を行く 新たな旅が始まった」 | 2013年 |
SKY・A Sports | 「Sweet Blue」 | 2013年 |
AXN | 「Colors of Malaysia」 | 2013年 |
FUJI | 「ありえなーいトラベル」 | 2014年 |
日本テレビ | 「世界の果てまでイッテQ」 | 2014年 |
TV東京 | 「Beeミュージアム」 | 2014年 |
Discovery Networks International | 「Life Force Borneo」 | 2014年 |
NHK | 「ホットスポット 最後の楽園2」 第5回 巨木の森 空飛ぶ動物たち ~スンダランド ボルネオ島~ | 2015年 |
HBC | 「がっちゃんこジャーニー」 | 2015年 |
MBS | 「情熱大陸 松田一希」 | 2016年 |
TV東京 | 「Beeワールド」 | 2017年 |
TBS | 「世界遺産 キナバル自然公園」 | 2017年 |
NHK World | 「Science View Natural Salt Licks – Protecting the Rainforest Mammals of Borneo」 | 2018年 |
NHK World | 「Direct Talk – Protecting the forest: Sen Nathan / Sabah Wildlife Department Wildlife Rescue Unit Manager」 | 2019年 |
TV朝日 | 「報道ステーション ボルネオ島 動物が集まる命の泉」 | 2019年 |
NHK | 「ワイルドライフ マレーシア ボルネオ島 オランウータン 一斉結実の森に集う」 | 2019年 |
◆ 雑誌
コスモメディア | 「poroco」 | 2010年 |
マガジンハウス | 「BRUTUS」 | 2011年 |
昭文社 | 「まっぷるマガジン マレーシア」 | 2012年 |
関西国際空港フリーペーパー | 「KIX Magazine 2月号」 | 2013年 |
双葉社 | 「EDGE STYLE 7月号」 | 2013年 |
JCBゴールドカード会員誌 | 「The Gold」 | 2013年 |
UCカード会員誌 | 「てんとう虫 5」 | 2014年 |
UCカード会員誌 | 「express 4」 | 2017年 |